RISK & COMPLICATIONS

オールオン4のリスク・副作用

BEFORE TREATMENT

オールオン4を検討する前に
知っておきたいリスク

オールオン4は、多くの歯を失った方や、残っている歯の多くを残すことが難しい方に対して、少ない本数のインプラントで固定式の人工歯を支える治療法です。

一方で、顎の骨にインプラントを埋入する外科手術を伴うため、通常の歯科治療とは異なるリスクや注意点があります。

このページでは、オールオン4を検討されている方に向けて、考えられる主なリスク・副作用・デメリットと、リスクを考えるうえで大切なことをご説明します。

MAIN RISKS

オールオン4で考えられる
主なリスク・副作用

01

手術後の痛み・腫れ・出血・内出血

02

感染が起こる可能性

03

インプラントが骨と結合しない・脱落する可能性

04

神経・血管・上顎洞など周囲組織への影響

05

インプラント周囲炎

06

人工歯の破損・摩耗・ネジの緩み

07

話しにくさ・違和感

08

追加治療・再治療が必要になる可能性

DETAILS

リスク・副作用について
詳しく解説します

01

手術後の痛み・腫れ・出血・内出血

オールオン4は外科手術を伴う治療のため、手術後に痛み、腫れ、出血、内出血などが生じることがあります。

症状の程度や続く期間には個人差があります。同じ日に抜歯を行う場合や、上下の顎を治療する場合などは、手術の範囲が広くなるため、術後の経過について事前にご説明します。

02

感染が起こる可能性

外科手術である以上、手術した部位に細菌感染が起こる可能性があります。

感染が起こると痛みや腫れ、膿が出るなどの症状が現れることがあり、状態によっては追加の処置や投薬、インプラントの除去が必要になる場合があります。術後のお口の清掃と、指示どおりの通院が大切です。

03

インプラントが骨と結合しない・脱落する可能性

埋入したインプラントが、骨と十分に結合しないことがあります。骨の状態、全身状態、喫煙、噛む力のかかり方などが影響すると考えられています。

すべてのケースで骨と結合することが保証されるものではありません。結合が得られなかった場合は、インプラントの除去や再埋入などの再治療が必要になることがあります。

04

神経・血管・上顎洞など周囲組織への影響

下顎には神経や血管が、上顎には上顎洞(鼻の横にある空洞)があります。手術の際にこれらの組織に影響が及ぶと、唇やあごのしびれ、上顎洞の炎症などが起こる可能性があります。

そのため、手術前にCTで骨の形や神経・上顎洞の位置を立体的に確認し、インプラントの位置や角度を計画することが重要です。

05

インプラント周囲炎

清掃が不十分な状態が続くと、インプラントのまわりの歯ぐきや骨に炎症が起こる「インプラント周囲炎」になることがあります。

進行するとインプラントを支える骨が失われ、長く使い続けることが難しくなる場合があります。毎日のセルフケアに加えて、歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせません。

06

人工歯の破損・摩耗・ネジの緩み

インプラントの上に装着する人工歯は、長く使ううちにすり減ったり、欠けたり割れたりすることがあります。

噛む力や歯ぎしり・食いしばりの影響で、人工歯を固定しているネジが緩むこともあります。状態に応じて調整・修理・作り直しが必要になる場合があります。

07

話しにくさ・違和感

新しい人工歯に慣れるまでの間、話しにくさや、舌や頬に触れる違和感を感じることがあります。

多くの場合は時間とともに慣れていきますが、気になる場合は人工歯の形の調整などで対応します。

08

追加治療・再治療が必要になる可能性

治療後の経過によっては、追加の処置や人工歯の調整・修理、インプラントの再治療などが必要になる場合があります。

オールオン4は少ない本数のインプラントで人工歯全体を支えるため、1本のインプラントに問題が起きた場合でも、人工歯全体を外して処置を行うことがあります。

DISADVANTAGES

オールオン4の
デメリット

01

外科手術が必要になる

顎の骨にインプラントを埋入する手術が必要です。手術当日の麻酔方法や術後の過ごし方についても、事前に確認しておくことが大切です。

02

自由診療となる

健康保険は適用されないため、治療費の負担が大きくなります。費用の内訳や支払い方法は費用のページでご案内しています。

03

すべての方に適応できるわけではない

顎の骨の量や形、全身の病気、服用中のお薬、喫煙などによっては、オールオン4が適さない場合や、治療方法の変更が必要になる場合があります。

04

治療後もメンテナンスが必要

インプラント周囲炎や人工歯のトラブルを防ぐため、治療後も定期的な検診とメンテナンスが必要です。

RISK MANAGEMENT

リスクを考えるうえで
重要なこと

CTによる術前診断

顎の骨の量や形、神経や上顎洞の位置をCTで立体的に確認し、インプラントを埋入する位置・角度・長さを計画します。

患者様ごとの治療計画

骨の状態によっては、通常のインプラントやザイゴマインプラントとの組み合わせなど、オールオン4以外の方法もあわせて検討します。

麻酔方法の選択

局所麻酔に加えて、静脈内鎮静や全身麻酔を選択できる場合があります。全身状態を確認したうえで、それぞれの注意点もご説明します。

継続的なメンテナンス

噛み合わせの確認、人工歯やネジの状態確認、クリーニングなどの定期メンテナンスで、長く使うための管理を続けます。

TREATMENT OPTIONS

オールオン4だけが
選択肢ではありません

多くの歯を失った場合の治療には、オールオン4のほかにも、本数の多いインプラント、入れ歯、上顎の骨が少ない場合のザイゴマインプラントなどの方法があります。

それぞれに利点とリスクがあり、適した方法は骨の状態や全身状態、ご希望によって異なります。

大切なのは「オールオン4ができるか」だけではなく、診査・診断をもとに、治療方法ごとの特徴やリスクを理解したうえで選択することです。

CLINICAL CASES

オールオン4の症例

オールオン4を検討されている方は、治療内容や治療期間、費用、リスクとあわせて、当院の症例もご覧ください。

オールオン4の症例を見る

FAQ

オールオン4のリスクについて
よくある質問

Q オールオン4は危険な治療ですか?

A

オールオン4は外科手術を伴う治療のため、痛みや腫れ、感染、神経への影響などのリスクがあります。当院ではCTによる診査・診断をもとに治療計画を立て、手術前にリスクや注意点をご説明したうえで治療を行います。

Q オールオン4が失敗することはありますか?

A

インプラントが骨と十分に結合しない、感染やインプラント周囲炎によってインプラントが脱落するなど、思うような結果が得られない場合があります。その場合は、状態に応じて再治療などの対応を検討します。

Q 手術の後はどのくらい腫れますか?

A

腫れや痛みの程度、続く期間には個人差があります。手術の範囲や抜歯の有無などによっても異なるため、術前に目安と過ごし方をご説明します。

Q インプラントが1本だめになったら、すべてやり直しになりますか?

A

必ずしもすべてをやり直すわけではありません。状態によっては、問題のあるインプラントの処置や追加の埋入で対応できる場合があります。ただし、人工歯全体を一度外して処置を行うことがあります。

Q リスクを減らすために、患者側でできることはありますか?

A

毎日の丁寧な清掃、定期メンテナンスへの通院、禁煙、歯ぎしり・食いしばりへの対策などが大切です。全身の病気や服用中のお薬がある場合は、事前に必ずお知らせください。

CONSULTATION

オールオン4について
ご相談ください

「手術が不安」「自分に適した治療方法を知りたい」「リスクについて詳しく聞きたい」という方も、まずはご相談ください。

診査・診断を行い、治療方法だけでなく、考えられるリスクや治療後の管理についてもご説明します。

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