FORCE CONTROL
力のコントロール
オールオン4で装着する上部構造は、あくまでも人工物です。噛むときには、顎から強い力がかかります。この力と上部構造の設計がかみ合っていないと、人工歯が欠けたり、上部構造そのものが折れてしまったりすることがあります。
アクセスホールの位置が重要
インプラントと上部構造をネジで固定するための穴を「アクセスホール」と呼びます。オールオン4では一般的に4つのアクセスホールを作りますが、この位置が上部構造の強さに大きく関わります。
歯の先端に近い位置や、歯ぐき側に外れた位置(図の赤や黄色の●)にアクセスホールを作ると、上部構造が折れたり、歯が割れたりするトラブルが起こりやすくなります。インプラントを埋入する位置を事前に十分シミュレーションしていないと、手術の段階で決まったインプラントの位置に合わせて、望ましくない場所にアクセスホールを作らざるを得なくなることがあります。
当院では、術前の診査・診断と治療計画の段階で、噛む力の強さや上部構造のスペースまで考慮してインプラントの位置を計画し、計画どおりの位置に埋入するための手術を行います。最終的な上部構造の形から逆算してインプラントの位置を決めることで、こうしたトラブルのリスクを抑えることにつながります。